最近、体の調子が悪い方が増えています。「みなさん疲れています」
自粛の影響か、日常生活の変化で身体が順応していないのか、筋肉が硬くなって動きが悪く
なっています。
筋肉が硬くなると、血液やリンパなどの流れが悪くなり、疲労物質などが蓄積し、ダルイ・痛い
等の症状が出てきます。(血流が悪くなると免疫力も低下します)
原因の1つに、呼吸がしっかりできていない。
肋骨の動きが、硬くなった筋肉により制限され、知らず知らずのうちに呼吸が浅く
なっています。(風船を膨らまそうとしているのに手で押さえている感じです)
呼吸がしっかりできないと、全ての細胞に酸素と栄養が運ばれません。
体が酸化します。(錆びた機械も動きが悪いですよね)
肩甲骨が肋骨に癒着し猫背姿勢で固まっている方や、背骨が歪んでいる方などは、
呼吸をするのを制限してしまいます。
筋肉を緩めると、姿勢も改善してきますので、まずはリラックスして深呼吸をしましょう。
ゆっくり吸って~ ゆっくり吐いて~を、出来れば5分ほど続けてみて下さい。
副交感神経が活発になるとリラックスでき、筋肉も緩んできます。
症状が軽度の方はこれで呼吸も楽になるでしょう。
症状が中程度の方は、体操やストレッチで軽く汗をかくくらい動きましょう。
肩甲骨を大きく動かす為に腕を大きく回しながら上半身も回します。
ラジオ体操が良いですね。(真面目にしっかりやると本当に良いですよ!)
症状が重度の方は、自律神経が乱れた状態で自分では治せないかもしれません。
日常生活・食生活を見直さないと改善は難しいと思います。
体の歪みを1つ1つ整え、硬くなった筋肉に血液・リンパを流し、内臓の機能を回復させ
機能が落ちた免疫力や回復力、体力を戻していきます。
薬やサプリメントも効果はありますが、ず~っと続けたら体に負担が掛かります。
仕事が忙しい、面倒くさい、やる時間がない、色々あると思いますがご自分の体を
一番わかっているのは自分自身です。身体からのサインを見逃さないで下さい。
これからも続くコロナウィルスやインフルエンザ、アレルギーなどから身を守る為、
免疫力を上げ疲れない身体をつくり、健康でいられるよう頑張りましょう!