■発酵食品が体にいいって、結局どういうこと?
「味噌や麹は体にいい」——よく聞く話ですが、実際どう体につながっているのか、なんとなくのイメージのままの方も多いのではないでしょうか。今日は、この流れをできるだけやさしく整理してみます。
■麹菌から始まる、体の中のリレー
麹菌には、お腹の中の善玉菌(特にビフィズス菌)のごはんになる成分が含まれていると言われています。
つまり麹を摂ることは、自分のお腹に住んでいる善玉菌に、ごはんを届けてあげるようなイメージです。
善玉菌が元気に増えると、今度は「短鎖脂肪酸」という物質を作ってくれます。
ちょっと難しい名前ですが、これが体のいろんな場所で活躍してくれる、いわば"働き者"の物質です。
この短鎖脂肪酸が、
・お腹の粘膜をガードする働きをサポートしたり
・お通じのリズムを整えやすくしたり
・腸の壁を健康に保つ手助けをしたり
と、体のあちこちで良い働きをしてくれると言われています。
つまり、「麹菌を食べる→お腹の善玉菌が元気になる→短鎖脂肪酸が作られる→体のいろんな場所に
いい影響が広がる」という、ひとつのリレーのようなつながりがあるんです。
「なんとなく体にいい」ではなく、こうしてひとつずつたどっていくと、発酵食品のイメージがぐっと
具体的になります。
■今日からできる、手軽な発酵習慣
発酵食品というと「難しそう」「手間がかかりそう」というイメージがあるかもしれませんが、
実は調味料を置き換えるだけでも取り入れられます。
その代表が「塩麹」です。いつもの塩の代わりに使うだけで、麹に含まれる酵素がお肉やお魚を柔らかくし、
うま味も引き出してくれると言われています。
特別な手間をかけずに、発酵の力を毎日の食事に取り入れられるのが魅力です。
■自律神経を整えるセルフケアもプラスして
発酵で体の内側を整えるのと合わせて、自律神経を整えるセルフケアも取り入れてみましょう。
おすすめは「4-7-8呼吸法」というシンプルな呼吸法です。
4秒かけて鼻から息を吸い、7秒息を止め、8秒かけてゆっくり口から吐く。これだけです。
ゆっくり長く息を吐くことで、リラックスを担当する神経(副交感神経)が優位になりやすい
と言われています。
寝る前に4回ほど繰り返すだけでも、気持ちが落ち着きやすくなると言われているので、ぜひ試してみてください。
次回は、この発酵の力を活かしたレシピを2品ご紹介します。宮崎の郷土料理「冷や汁」と、
手軽な塩麹を使った一品です。お楽しみに。
しちふく整骨院では、自律神経に働きかけるクラニオセイクラルという施術で、体の巡りを整える
お手伝いをしています。
気になる方はお気軽にご相談ください。