👉 季節の変わり目に増える痛み — 海外研究が示す「寒暖差 × 座りすぎ」のリスクと予防法

2025年09月21日 17:45
カテゴリ: 今日のつぶやき


※この情報は一般的な健康情報であり、診断や治療を目的とするものではありません。

🍂 季節の変化と体の負担

「朝は冷えるのに昼は暑い」──こうした寒暖差は体温調整を担う自律神経に
大きな負担を与えます。
海外の報告では、1日の気温差が大きい地域では、腰痛や関節痛の訴えが増える
傾向があるとされています。

さらに、秋〜春にかけては運動量が下がりやすく、「座っている時間」が
長くなる人も増加します。
近年の研究では、長時間座位が頸部や腰部の新しい痛みの発生に関連すると示されています。


🧪 海外研究から見えてきた「予防のカギ」

北欧で行われたオフィスワーカー対象の研究では、

1〜2時間ごとに立ち上がって軽く体を動かすグループは、

座り続けたグループと比べて、新しい腰や首の痛みの発生が少なかった

という結果が報告されています。

この「短時間での体のリセット」は“アクティブブレイク”と呼ばれ、近年注目を集めています。


💡 今日からできる「アクティブブレイク3選」

立ち上がって両手を上に伸ばす(10秒)
 椅子から立ち上がり、指先を天井に向けてグーッと伸ばしましょう。
 背中〜脇腹の筋肉が広がり、呼吸が深まりやすくなります。海外の研究では
「呼吸の改善が自律神経の安定に役立つ」とも報告されており、リラックス効果も期待できます。

肩を大きく回す(前後10回ずつ)
 デスクワークで同じ姿勢を続けると、肩甲骨まわりの血流が滞ります。
 肩を大きく前回し → 後回しすることで、血流が改善し、こりや疲労の蓄積を防ぎやすくなります。特に「首・肩の重さが季節の変わり目に強く出る人」におすすめです。

その場足踏み(30秒)
 ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど血流に関与する部位。
 30秒の軽い足踏みでも下半身の循環を助け、冷えやむくみの予防につながります。気温差が大きい時期は下肢の循環が悪くなりやすいため、体温調整のサポートにもなります。

✅ まとめ

季節の変わり目には「寒暖差ストレス × 座りすぎ」が不調の原因に

海外研究では「短いアクティブブレイク」で新しい痛みを防げる可能性が示唆

まずは1日3回、2分のリセットから始めてみましょう

次回は「睡眠と首の不調の関係」についてご紹介します。

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