交感神経優位の「鉛のように重いからだ」の解消法①~③
レベル①「軽い疲れ」
仕事や勉強で長時間集中し、「呼吸が浅くなっている」と気づいたとき、
これは交感神経が緊張を続けたために起こる現象です。
血中酸素濃度、血糖値が下がった状態で疲れが出てきます。
このレベルの改善方法は、「深呼吸を5回ほど、少しだけ甘い物を摂る」
これだけでずいぶん違います。
レベル②「体が少し重く感じる」
①の血中酸素濃度と血糖値の低下で、筋肉や内臓の一部組織が酸欠、
栄養不足に陥ります。肩こり腰痛を感じる方は、その部位の血流不足で
体温が下がり始めるサインとして、コリを感じます。
このレベルは「深呼吸+軽い運動(体操)を10~20分」行いましょう。
疲れをためない最初の防波堤は「体を動かすことで血流を回復させ、体の
中から熱を生じさせること」です。少し発汗出来るくらいが良いでしょう。
レベル③「体が重くて、全身クタクタ」
病気の直前状態であるという意味では、注意が必要です。
症状として、イライラし、怒りっぽい。体温低下。吹き出物。
首・肩・背中・腰のコリ。疲れ目。耳鳴り等の症状が出始めます。