自律神経のタイプ別症状をご存じですか?パート 2

2025年03月13日 20:54
カテゴリ: 今日のつぶやき

自律神経のタイプ別症状をご存じですか?パート 2


前回は交感神経優位の問題でしたが、
副交感神経が優位になりすぎるのも問題です。

神経伝達物質の分泌も多くなり、様々な感覚が敏感になり
痛みやかゆみが強くなったり、他人の視線や言葉が気になりやすく
なったりもするようです。

副交感神経が優位なので、体は交感神経への刺激を欲して、塩辛い物、
唐辛子系の辛い物、冷たい物など、刺激が強い物を食べたがる傾向が
あるようです。

女性にこのタイプが多いようで、男性でもゆったりした性格の人は、
このタイプに当てはまり、色白、ぽっちゃり型の人に多いとのことです。

「副交感神経は、リラックス効果が高いから疲れなくて良いのでは?」
と思う人もいるかも知れませんが、この副交感神経が優位になりすぎると
このタイプの方は、「すぐ、疲れやすい」。

副交感神経優位タイプの疲れ感覚は、
☑ 少し動くだけでも疲れる。
☑ やる気が起こらない。
☑ 他人の目が気になる。
☑ 小さな事が気になる。
☑ 落ち込みやすい。
☑ 朝起きるのが辛い。
☑ 筋力が弱って、肩・背中・腰が疲れ、痛む。
☑ 下痢をしやすい。
☑ 体温が低い。

こららの項目が多い方は注意が必要です。

副交感神経を優位にさせる要因は、「たるんだ生活」と言われています。

仕事や人間関係に緊張を強いられる事も無く、運動不足で毎日を過ごして
例だということです。

ちなみに、前日の交感神経を優位にさせる要因は、「過度のストレス」

主に現代人を脅かしているのは次の3つです。

① 働き過ぎ 自律神経のバランスを崩す最大の要因です。
       眼精疲労や冷房での体の冷やしすぎ、睡眠不足なども
       多大なストレスになります。

② 心の悩み 精神的なストレスも、交感神経を緊張させます。
       仕事のプレッシャーや人間関係も要因です。

③ 薬の常用 病院で処方される薬は、ほとんどが交感神経を緊張させる
       ものと言われています。消炎鎮痛剤・降圧剤・ステロイド剤
       を数週間以上の長期使用で体を交感神経優位に傾かせると
       言われています。

次回は、それぞれの対処法をご提案いたします。

参考文献   「疲れない体をつくる免疫力」 安保 徹 

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